はじめてのアクリル加工。スキマーポンプのケースを作りました
アクリル板にボールペンで寸法を書き出し、プラスチック用のカッターで切断していきます。
プラスチックカッターこんな形状でかぎ爪になっています
切るというよりは削って溝を作る感じです。
2.3回削った後に指で曲げてやると、パキっと簡単に折れます。
割と簡単に部材は切り出せました。
つづいて接着です。
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接着剤はこれにしました
直角を作る為にとりあえず近くあったティッシュの箱をガイドにします
付属している注入器に接着材を入れて、アクリル接着面に梁を当ててすっと手前に引きます
初めて使ってみた感想ですが、思った以上に接着剤がサラサラな液体でかなりこぼれてしましました。アクリルの接着面に毛細管現象で自然に吸い込まれていく感じです。
付属していた注入器を使いましたが、別売りの注射器があった方が綺麗にできたかもしれません
そんな感じで4方を組み、底板も切り出して接着します。
作業しやすいようにマスキングテープで固定しました。
赤くへばり付いているのはティッシュ箱の表面です。接着剤がはみ出してガイドにしていた箱までくっついてしまいました
その辺は気にせず進めます。
接着が終わった後に実験で水を貼ってみました。
水槽の中に入れるものなので特に止水性は求めていないのですが、アクリル加工が初めてなので一応水張り試験してみましたがまったく水は漏れませんでした。
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それでは設置していきます。
まずは機材を全部出して、設置スペースを空けます。
底砂をどかしてやり、アクリルケースとポンプを入れます。
少しでも飼育スペースを広げるために、ポンプの向きは横向きに変えました。
背側面から見るとこう
左側面から
ポンプサイズに合わせて自作したのでピッタリです。
小さい水槽なのでやはりギリギリサイズで作って良かったです。邪魔にならないし砂も入らないようにきっちり分けられました。
ライブロックを戻した全体像です。砂をいじくりまわしたのでかなり濁っていますが
スキマーポンプにケースが出来たので、ライブロックもケースに乗せながら目いっぱい背面に寄せることができ、結果右手前に広くスペースが作れました。
スキマーも再稼働し、水がきれいになるのを待ちます。
初めてのアクリル加工だったので少し手こずり、全部で3時間程の作業となりました。
コツをつかめば結構簡単だったので、材料もあることですし今後いろいろと自作していく幅が広がったように思います。
それでは、また。
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