上部フィルターのろ材セットについて(外部フィルター2213との能力比較)
こんばんは、松崎です。
現在立上げ中の60㎝古代魚水槽
濾過は上部フィルターを使うことにしました
今日はろ材をセットしていきます。
今回使うのはこちら
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本来はフチなしのガラス水槽にはきちんと入らないので、フチ有り水槽で使うことをお勧めします。
私は強引にスライド部分を引張ってなんとかひっかけています。
さっそく上蓋を開けてみると
ポンプで吸い上げた水が流れるレールがあります。ここからウールマットに均等に水が落ちるような作りになっています。
次にレール部分を外してみると
ろ材を入れる箱部分です。サイズは長さ39㎝×幅12㎝×高6㎝くらい。約2.8L分のろ材が入る容量です。
ちなみにエーハイムの60㎝水槽定番商品、外部フィルター2213のろ材容量は3Lです。ほぼ同じ容量なんですね。
さらにスノコ状の敷板が外せます。
ろ材を通過した水が右側の落下スペースへ通っていく部分ですね。ここにもリングろ材が入りそうです。
スノコを外して使おうか迷いましたが、このスノコは右側の落下スペースとの仕切り板と一体になっていて、外すと箱内の水位が下がる為そのまま使うことにしました。
試験的に空の状態で電源を入れてみました。
水位は箱の6割程度で安定しました。ろ材は水に漬かり、ウールマットが漬からないくらいに設定してあるようです。
思った以上に流量が多くて驚きました。カタログ上は10L/分とありますので1時間当たり600L/時となります。
外部フィルター2213は440L/時なので流量は約1.36倍となります。
オーバーフロー濾過のポンプを選ぶときに、流量は水量の10倍あると良いといわれているので、上部フィルターはそれに匹敵する流量があるということですね。
さて、それではろ材をセットしていきます。
先ほどのスノコを外した下の部分(ろ過後の水が通るところ)にセラミックリングを敷き詰めます
続いてスノコを戻し
セラミックリングとドライボールを混ぜて可能な限り詰め込みました。
ドライろ過は海水魚のオーバーフローろ過で使っていました(過去記事:ドライろ過を始める)
ドライボールは水に漬からないところで強力なろ過能力を発揮するろ材です。
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上部フィルターはウールマットからシャワー状に水が落ちてくる仕組みなので、意外とこのドライボールが合っているような気がします。
下図の赤で囲ったしずくの部分です。
最後にウールマットを二重に敷きます。
ウールマット交換の時に上段はゴミが多くこしとると思うので廃棄し、下段はバクテリアがついていると思うので今度は上段にして、新しいマットを下段に敷くようにします。そうしてローテーションしていけばウールマット交換時も水質変化を多少は抑えられるかと思います。
セット完了したので通水します。
水受レールの半分くらいですべて落ちてしまい、ウールマットの半分くらいしか水が通っていないような気もしましたが
ゴミが詰まったりするとレール全体に行き渡るのかもしれないので、とりあえずこの状態で使っていきます。
今回 上部フィルターをはじめて使うのですが、かなり期待できるような気がします!
メンテナンスが楽にできることと、流量がかなり多いところに頼りがいがあります。
また、カスタマイズしやすいので別のろ材をMIXしたり吸着材なんかも入れてみたりと、やり方次第で簡単にパワーアップが見込めます。
いろいろと試して、また報告したいと思います。
それでは、また。
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古代魚別の記事はこちらです。
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