ヒータートラブル!?海水水槽が半崩壊してリセットしました。
こんばんは、松崎です。
30キューブの海水水槽がダメになり、リセットする事態になりました。
細かな理由はいくつかあるのですが、まず初めに異変に気付いたのは海水の比重でした。
水槽の引越しから数日後の朝、ふと水槽の照明をつけてみるとウミブドウが半分以上溶けて無くなっていました。
引越し前はこんな状態でした↓
そして現在↓
前日は気が付かなかったので一晩で一気に溶けたようです。
原因で考えられるのはおそらく引っ越し時に空気に触れている時間が長かったことかなと思いました。
飼育水を抜いてサランラップで密閉した状態で輸送したのですが、3時間くらい空気中に出ていたのでその時点でダメになっていた可能性が高いなと。
残ったウミブドウも溶けかけていたので撤去した後、一応比重も測ってみると
1.030!?
普段は1.023くらいにしているのでこれは異常に高い数値です。
これも原因はおそらく引っ越し時です。移動の際に7割近くの飼育水を作り直したのですが、その時にバタバタと慌てて海水を作っていったので人工海水の素がよく溶けていないまま計測して、水槽にどんどん入れていたんだと思います。
慌てて水を入替え……
ては、いけないので。
時間を空けながら真水に入れ替えていき、比重をまた1.023にあわせておきました。
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そして翌日
また朝に水槽の照明を点けて確認してみると
数日前に入れたアサリが死んでいてまわりの底砂が腐って紫色に変色していました。
このアサリは夕食用にスーパーで買ったものなんですが、活きが良かったので水槽に入れたやつでした。
おそらくこいつも海水比重トラブルで死んでしまったのでしょう。
引越しで水槽安定していないのに、こんなもの入れるもんじゃないですね。
スポイトで紫色になった底砂を吸い上げます
すごい臭いがします。
強烈な腐敗臭に耐えながら周囲の砂を取り切りました。
そして水槽のガラスでも掃除しようと手を入れてみてビビりました。
海水がかなり熱い!?
温度計見てさらにびっくり
まさかの32℃です!!
あわてて隣の淡水水槽の温度計も入れてみましたがやっぱり32℃です。
これが噂のヒータートラブルかと、あわててヒーターを取り出しました。
そういえばこれも2年くらい使いまわしているヒーターでした。
ちゃんと毎年変えないと危険ですね、勉強になりました。
サンゴ達の様子ですが
絶不調です。
スターポリプ
アサリの腐敗砂に近かったこともあり完全に塞いでいます。
マメスナ
まったく開く気配は有りません。
謎トサカ
小さくなってツノが無くなってしまいました。
バブルディスク
しぼんで色が無くなってしまいました。
ボタンポリプ
こいつは早くも溶け始めています。もうダメでしょう。
クサビライシ
これも柔らかい触手の部分は完全に無くなってしまいました。
最後にタマイタダキとハマクマノミ
こいつらだけは元気でした!
それだけは救いです。どちらも丈夫なんですね。
比重1.030、水温32℃でもいつも通りです。
これはもうバクテリアも大量に死んでいるでしょうし、底砂洗って飼育水もごっそり変えた方が良いと思いリセットすることにしました。
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とにかくどんどん取り出して、底砂をカルキ抜いた水でよく洗いました。
そういえばライブロックを取り出している途中、なんだか白くてブヨブヨしたものに覆われているライブロックも出てきました。
なんだかわかりませんが、不気味だったのでこいつはまるごと破棄しました。
再セッティング後の全景です。
イソギンとクマノミ以外は絶不調のまさに死の水槽になってしまいました。
そして2日後の全景
サンゴはみんな閉じたままです。もうダメなのかもしれません。
底砂の茶コケだけが増えていきます。
クサビライシまで茶ゴケまみれに…。
ひどい状態になってしまいました。
ここから持ち直せるのかわかりませんが、とりあえず様子を見るしかありません。
なんちゃってベルリンシステムもあきらめて、ちゃんと濾過フィルターとかつけて考え直そうかと悩み中です。
それでは、また。
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