プロテインスキマー自作実験②(コンパクトオンで試行錯誤)
こんばんは、松崎です。
ベンチュリー式プロテインスキマーの自作実験の続きです。
前回エーハイムのコンパクトオンにディフューザーを直結して、それなりに泡は発生させることが出来ました
(過去記事:ベンチュリー式プロテインスキマー自作実験①)
今回はその後いろいろと実験をしてみましたので、その報告です。
前回の課題としては水流が強すぎると泡が大きい(粗い)の2点でした。
水流に関しては水中ポンプに直結してディフューザーを付けているのでどうしても直線的な水流が出てしまいます。
この出口が細いためまっすぐ上に向かって突き上げるように水が上がってくるのです。
泡の細かさについてもスキマーポンプの様に空気と水をインペラで撹拌しているわけではないので、これ以上は変わりません。
この方法ではこれ以上変わらないので、また違う方法を試してみる事にしました。
広告
スキマーポンプの構造にまた近づけるために、やっぱり給水口から空気を入れてみることにしました。
かといって、上記の絵の様にディフューザーを給水口には付けられないのでエアーチューブで直接送り込んでみてはどうかと考えました。
かなり強引ですが、こうゆうことです。
そして、ただエアーチューブを差しても空気を引っ張ってはくれないのでエアーポンプで強制的に送り込んでみる事にしました。
それでは、いざ
スイッチオン!
ものすごい泡です!
ディフーザーの3倍以上。あっという間に水槽内が泡だらけで見えなくなりました。
動画はこちら ↓
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
ただ、ガーっ!というものすごい轟音がしています。
やはりニードルインペラーでは無い普通のインペラーなので、空気を砕く際に発生している音だと思います。
このままではコンパクトオンが壊れるのも時間の問題なので、また対策を考えました。
広告
エアーポンプで送り込まれる気泡が大きすぎてインペラの負担になっていると思われるので、もっと細かい泡を送り込むことにしました。
エアーポンプで細かい泡といえばやはりこちら
ウッドストーンですね。これを使って細かい泡を水中ポンプに送るようにします。
絵にするとこんな感じ
ウッドストーンから出る微細な泡であればインペラーの負担が少ないはず。
さらに、撹拌される事で普通のエアーリフト式のスキマーよりも微細な泡が作り出されるのではと想定しています。
ペットボトルを加工して、給水口にセットしてみます。
こんな感じでウッドストーンから出る泡を給水口に集めていきます
そして水中ポンプをスイッチオン!!
お!
泡の量はさほど変わりません!
そしてさっきに比べればかなり静かになってます!
動画はこちら ↓
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
音が小さくなった上に、泡の密度もかなり微細なものになりました。
インペラーへの負担もかなり減ったと思います。
泡が大きい(粗い)という当初の問題は解決したと思います。
しかし、新たな問題にあがったのが以下の2点
①泡が細かすぎる
細かいうえにウッドストーンからも結構漏れていて水槽内にかなり散らばるので収拾がつかなそうです。
すべてが泡だらけで何も見えないくらい。
②構造が複雑になった
せっかくベンチュリー式を自作しようと思って始めたんですが、結果的にエアーポンプとウッドストーンまで使うことになると本末転倒ですし、何よりウッドストーンの交換が面倒くさいです。
うーん、なかなか難しいですね。
泡の質は今回の方が全然良いのですが、オールインワンの小型水槽内に入れるという当初のコンセプトとはズレてきています。
どちらかの方法でいくか、また別の新しい方法を考えるかしばらく考えてみます。
この悩む時間が楽しいんですよね。
それでは、また。
この記事へのコメント