海水水槽復活作戦① 水槽クーラーをレイシーに交換
こんばんは、松崎です。
最近調子が悪くてどんどん生体やサンゴが減っていき、とうとう先日プチリセットを実行した海水水槽。
~過去記事~
これからこの水槽の復活に向けて、いろいろと見直しを計っていくことにしました。
・現状のスペックと設備を見直す
水槽サイズ
この水槽は60㎝ハイタイプ半分に仕切っているので、30㎝キューブハイと同じサイズです。
30×30×40で水位の分を引き水量は32Lとなります。
プロテインスキマー
スキマーは自作で、エーハイムのコンパクトオン1000を改造したものになります。
~過去記事~
フィルター・クーラー
濾過フィルターはエーハイムの外部フィルター500で、ペルチェ式のクーラー「クールボックスCX30」につないでいます。
まずは最初の問題となるのがこのクーラーです。
ペルチェ式のクーラーを初めて使ったのですが、いまいち冷えなかったです。
能力的には45㎝の水槽まで対応と書いてあるので十分足りているはずなのですが、夏場はフル稼働していても34℃以下にならず。
常に動いているのでとてもうるさい上に電気代も気になり、お盆前後には電源を切ってしまいました
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今使っている温度計は最高温と最低温を記録できるので、9月のとある日に水温の変化を確認してみました。
まずは最高水温
34。0℃です!
かなり高いですね。9月もまだ暑い日が多かったのでこれくらいの高水温になる日が半分はあったと思います。
続いて最低温度
25.3℃です!
こちらはヒーターが稼働してこれ以上は下がらないので予想通りです、やはり9月になると昼間暑くても夜は気温が下がりますね。
という事はこの日の昼と夜の温度差は8.7℃もあるという事になります。
これはマズイですね。生体もサンゴも弱っていくわけです。
ということで、まずはクーラーを入れ替える事にしました。
といっても予算が無かったので、毎週末に中古水槽品を扱っているお店に通う事3週間。
お店の前に置いてある古いクーラーが目に留まりました。
お店の方にこれいくらで売っていますかと聞くと「それもうかなり古いものだから、良かったら差し上げますよ」と言ってくれました!
喜び勇んで持ち帰ってきたのがこのこちら
レイシーのLX-501NXです。
調べてみると少なくとも15年以上前に販売されていた商品だということだけは分かりました。
冷却能力等はわからなかったので、ここから推察すると
消費電力は130Wとあります。
ゼンスイのZC-100の消費電力が95Wなので同等か少し多いくらいですね。
冷却能力は110kcal/hとあります。
レイシーのホームページで説明を読むと1Lの水を1℃下げるのに必要な熱量が1kcalと書いてありました。
計算すると、
1時間に110Lの水を1℃下げる能力がある。
すなわち、
32Lの水を1℃下げるのに約17分かかる。という事になります。
あっているかわかりませんが、机上の空論ではなんとなくいけそうです。
また、古いものなので本来の能力をちゃんと発揮できるかも不明ですが、あのペルチェよりは良くなると信じて接続してみます。
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フィルターは引き続きエーハイムの外部フィルター500です。ZC-100あたりと同定度と考えると流量的にはこれでちょうど良いと思います。
接続してすぐ稼働し始めました。
稼働音はそれほど大きくはありませんが、古いものなのでそれなりにします。
それでもCX-30がずっとフル稼働していた時よりはマシな気がします。
温度設定がダイヤルなのが時代を感じさせます。初めの水温は31℃だったので、とりあえず25℃に設定しておきました。
2時間後に見てみつと運転は停止しており、水温は26℃になっていました。
どうやら故障はなく、ちゃんと冷えているようです。
寝る前に水温計の記録をいったんリセットして、翌日の夜ににまた最高・最低を確認してみました。
まずは最高水温
27.0℃!
そして最低水温は
25.9℃!
ちゃんと機能しています。一晩での温度差は1.1℃
ペルチェ式のクーラーに比べると格段に安定しました。ばっちり合格範囲です。
レイシーのクーラーは普通に買うと高い部類になりますが、とにかく故障しなくて頑丈にできていると評判です。
これだけ古いクーラーでもこうして普通に稼働しているんだから、長く使うつもりならとてもお勧めです。
最新型は見た目も格好良くなっています↓
リンク
というかこれだけちゃんと動く水槽クーラーを無料でもらえて、ものすごくラッキーでした
私の水槽も、このブログにとっても、大変お世話になっているお店です。
勝手に名前載せて良いのかわからないので店名は書きませんが、いつも本当にありがとうございます。
これで水温問題は解決したので、今後は水槽掃除する生体をどんどんお迎えしていきたいと思います。
それでは、また。
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