ガラス水槽にフタ受けのフランジを自作しました。地震+蒸発の対策として

こんばんは、松崎です。

一般的なガラス水槽に後付けでフランジ加工をしてみました。

水槽のフランジとはこんなものです


アクリル水槽にはだいたい付いていると思いますが、このフランジが有ると水槽のフタを乗せたり上部フィルターなんかを乗せる事が出来ます。


フランジを取付けるメリットは主にこの2つです。

①フタの周囲に隙間を無くして飼育水の蒸発を抑える
②地震の時に飼育水が溢れるのを軽減する


冬になり気温が下がってくると、いつもヒーターで26度前後に保たれている水槽の飼育水は周囲との温度差によって蒸発が多くなります。

特に海水水槽では蒸発で比重が変化してしまうので生体に悪影響が出てきます。



先日、蒸発対策として自動給水装置を100均の材料で作りました。

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~過去記事~

初めて作った割にはちゃん機能しているんですが、蒸発量が多くなってきた為に2日に1回は給水ボトルに補給しないと追いつきません。


また、近年大きな地震が続いています。水槽を始めてからは、地震による水槽への影響もほかの方のブログで見たりして色々と考えるようになりました。

水が溢れて床が濡れるくらいならまだ良いのですが、水槽周りには電気系統が多いのでコンセントなんかに溢れた水がバシャッとかかると漏電したり最悪は火災にも繋がり兼ねません。


という事で、既存のガラス水槽に後付けですがフランジ加工をしてみることにしました。



まずは現状の写真です

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全体の3/4近くはガラス蓋で覆われていますが




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フタ受け部をよく見ると、フタの周囲に5ミリずつ隙間が空いています



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さらに後ろ側はプロテインスキマーや給水装置が突き出していることもあり、大きく隙間が空いています。


これでは蒸発が多いわけです。


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それではフランジを作っていきます。まずは取り付け高さを決めます。

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現状の水位である水槽フチから3cmをフランジの高さに設定してみます。


材料はアクリル板(2mm)を使います。本当は3mmが良かったのですが手元に2mm板が余っていたのでこれで作ってみます。

薄い材料なので幅は細めの10mmにします。


次に材料を切り出していきます。

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アクリル加工は前回スキマーケースを作ったので、少し手際は良くなりました。

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材料が切れたので水槽に接着していきます。

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高さを合わせたらフチから3cm下がりでマスキングテープを使って仮固定します。


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水槽に水が入ったままやっているので、湿気でなかなかくっつきません(本来は水入れする前にやるべきです)


接着はこれを使います。

セメダイン:バスコークN 透明 50ml


防火カビ材が入ってなければ普通のコーキング剤でも良いのですが、今回は使う量が少しなのと狭い場所での作業になるためこれを使ってみました。


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先端の注入口を切断するのですが、斜めに切ると接着する際に使いやすいです。


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仮固定したアクリル板とガラス水槽を接着していきます。

接着面は直前によく拭き取った方が良いです。


コーナー部の納まりは小さなピースを90度曲げた方向に取付けて受け材を作ります。

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アクリル同士の接着はバスコークではなくアクリル専用の接着材です。

アクリサンデー アクリル接着剤 


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1分ほどでしっかり固まるので相手側を乗せて、こちらもバスコークで固めていきます。


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これでフランジが四方にまわりました。

バスコークはちゃんと固まるまでは時間がかかるので全部の作業を1日で全部終わらせるのは難しいです。


片側接着したら無理せずにそのまま1日置いて、翌日に裏側を接着する方が良いです。



また、今回は水槽に水が入ったまま強引に施工していたのですが、作業中にアクリル接着材を数滴ほど飼育水に垂らしてしまいました。


少しだけなので大丈夫かと思ったのですが、しばらくするとプロテインスキマーの泡が不自然に増え始めました。

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自作のスキマーがちゃんと機能していることは確認できましたが、お迎えしたばかりのマンダリンが心配なのでこの日の作業はここまでにしました。


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続いて翌日の作業です。

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昨日のフランジにガラス蓋を載せてみます。意外としっかり接着されていて落ちる心配は無さそうです。

続いて背面側の隙間を埋めていきます。



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フランジの中間あたりに、補強用フランジを1本追加します。要領は同じですがこちらは幅15㎜にしました。


そして塞ぎに使うのはこちら↓

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100均で売っている透明の下敷きです。

背面部分は荷重がかからないのでアクリル板よりも柔らかくて、細かい加工がしやすいこちらを使います。



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プロテインスキマーの筒が通るように、カッターナイフで丸穴を開けます。



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すっぽりと綺麗に納まりました。


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配線が通る部分だけ小さく切り欠きます。


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反対側も同じく切り欠き。こういう細かい加工がある場合はアクリル板よりやっぱり下敷きが楽ですね。



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正面側のガラス蓋を乗せて完成です。

隙間はほとんどなくなりました、これで蒸発塩だれはかなり改善されるのではないでしょうか。

また地震の際の漏水事故もかなり軽減されると思われます。


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そして相変わらずの照明直置き。

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思い付きで作ったのですが、なかなかうまく出来た気がします。

もっと良くするにはバスコーク打つ前にマスキングで養生した方が、綺麗にラインが出せると思います。



なにより水槽立ち上げる前にやる事をお勧めします。



それでは、また。


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