飼育水の黄ばみの原因と対策を考える。ブラックウォーターは水槽に良いのか?

こんばんは、松崎です。

ブラックアロワナの単独飼育状態になっている古代魚水槽です。

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喧嘩する相手もいなくなり、寂しくも平和な状態が続いています。
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ブラックアロワナの状態はとても良いです。ただ一人絶好調。
アロワナを見るポイントは良くわかっていませんが、素人目には発色も奇麗だし餌食いも良く順調に育っていると思います。


最近一つ気になっているのは魚では無く、飼育水の色です。
元からこの水槽は黄ばみが強かったんですが、最近は特に酷くなってきています。

水替えのバケツを白い洗面台に捨ててみるとよくわかります。

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こんな感じでまっ黄色になっています。毎週末にバケツ2杯(20L)の水替えをしているんですが最近はますます黄ばみが強くなってきています。


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先日ショップに行った際に、たまたま目に入ったこの商品↓

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300円くらいだったので試しに買ってみました。


今まであまり黄ばみの原因や対策を考えてこなかったので、説明を見ながら少し調べてみました。

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袋の裏には、黄ばみ原因はタンニンリグニンフェノールと書いてありました。

それぞれ調べてみると

①タンニン
水溶性化合物の総称なので正確には多様な種類に分類されるようです。黄ばみに影響するのが何の化合物かは難しい言葉ばかりで理解できませんでしたが、なんとなくわかったのは「紅茶をたくさん飲むと歯が黄色くなる」という原因もタンニンだそうです。

紅茶やワインなんかの渋味の成分にタンニンが含まているそうです。

では、水槽になぜタンニンがあるかというと、流木からにじみ出るんだそうです。

②リグニン
木質素といわれる高分子化合物だそうです。これも植物に含まれているものであり、コケにも含まれるそうです。
オトシンクルスやプレコなどのコケを食べるといわれる魚はこのリグニンを摂取するためにコケを食べているそうです。

また当然ながら元植物である流木からもにじみ出るんだそうです。

③フェノール
これも調べましたが、私の頭では理解できなかったです。何となく雰囲気でわかったのは強い臭いがある原因であること。
水の黄ばみと同時に水が臭くなってきているんですが、これはこのフェノールが原因と思われます。

これらを調べて分かりましたが、黄ばみと臭いの原因は主に流木から出ている成分だという事です。


ではこの黄ばんだ水が良いのか悪いのかという事になってきますが、メリットとデメリットがそれぞれあるようです。


流木から出た成分で黄ばんだ水はブラックウォーターとも呼ばれており、あえて綺麗な水を飼育用にブラックウォーターに変える商品もあるほどです。


チャームで販売しています↓



ブラックウォーターは弱酸性で、殺菌成分が強いので病原菌をやっつけてくれるというメリットがあります。

デメリットはタンパク質を固めてしまうので濾過フィルターが詰まりやすくなり、バクテリアにもダメージを与える事から生物濾過の能力が落ちてしまうそうです。


濾過がしっかり働いて水が透き通っている、いわゆる「バキバキの状態」とは真逆のものになりますね。


以前、このブラックアロワナを飼育始めるときにもブラックウォーターとアロワナの関係に調べたので詳しくはこちらの記事も良かったら見て下さい。

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ということまでは、何となくわかりました。

ブラックアロワナもここまで大きくなったし、殺菌性よりは透明な水を優先したいのでこの購入した活性炭を使ってみる事にしました。

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袋を開けてみると小柄なパックが2つ入っていました。


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これを上部フィルター内にそのまま入れておけば良いようです。

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現在使っているのはGEXの上部フィルターで、3段重ねにカスタムして中段はバイオボールのドライろ過にしています。


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上部フィルターの落水側にちょうど良いポケットがありましたのでここに入れておきます。


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こんな小さくて効果あるかわかりませんが、初めての吸着材なので信じて待つことにします。


流木も取り出してしまおうか迷いましたが、後々は先日お迎えしたエンドリケリーやクラウンローチも戻してやりたいので流木はそのまま置いておきつつ、黄ばみを取りたいなと思います。


また、しばらくして効果が出たら記事にしたいと思います。


それでは、また。


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